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水道民営化はいつから?コンセッション方式はデメリットばかり

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この7月に衆議院を通った
水道民営化が今大きな問題に
なってきました。

水道民営化が現実になると
その場合コンセッション方式が採用
されるようですが

このコンセッション方式って
デメリットが多いようです。

問題が山積みの水道民営化は
早くていつからになるのでしょうか?

そもそもなぜ水道を民営化するの


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そもそも、なぜ今水道事業を
民営化するの?って事ですよね


疑問に思う方も多いと思います。


実は私の住む福井県の
ある地域でも上水道が整備されて
から30年ほど経ち


最近では水道管から水が漏れる事が
多くなり、断水になる事が多くなって
きました。


今年に入ってからすでに3回以上
そういう事があり、トイレに行くのも
かなり面倒な状況が多くなってきています。


またその原因となる箇所が
すぐに分からないので


数日に渡る事も
しばしば起きています!
(夜は水を使用できますが)


正直この先、こんな事が
いつまた起こるのかと思うと


かなり心配になるんです。


そんな中、政府は水道を
民営化すると言うのですが


それで
私の不安がぬぐいされるのでしょうか?


そもそもなぜ水道事業を民営化
するのかって言うと、運営する自治体
が賄いきれなくなってきているからす。


日本の人口の減少に
ともなう税収減、


また人材不足などが伴い
効率の悪い運営が続けられています。


直感的に考えてもこのまま続けていく
のは困難と私は思います。


かと言って民営化して良い方向に
進むのかと言うと、かなり難しいのでは
と言われています。

水道民営化はいつから


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水道民営化によりサービスの向上
また料金の値下げなど期待が出来る
のなら早くでもしてもらいたい
ですが


実際にはそうもいかないようです。


で、その水道民営化法案が通り
実際に施行されるまでどれくらい
かかるのか気になりますよね。


例えば郵政民営化の
場合はこのような感じでした。

  • 2001年

小泉純一郎首相の
「聖域なき構造改革」から始まり

  • 2005年

衆議院解散、総選挙の争点になる。
その後「郵政民営化法」が可決、交付される。

  • 2006年

郵政民営化の準備が進む。

「日本郵政株式会社」の発足。

  • 2007年

体制の整備が完了

郵便事業、郵便局、
ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険 。

10月1日にスタートする。


法案の交付から施行まで2年かかっています。



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水道民営化はコンセッション方式


今回の水道民営化では
コンセッション方式がとられる
事になりますが、そこに一つの
問題点があると言われています。


この方式は簡単に言うと

  • 所有権は自治体
  • 運営権は民間企業

国や自治体が公共施設などの所有権をもったまま、
運営権を民間企業に売却するやり方。国や自治体
には売却益が入り、運営のための財政負担がなくなる。
民間企業はサービス内容や施設利用料の設定などで
幅広い裁量が認められ、独立採算となる。

引用元 コトバンク


自治体はこれまで通りインフラを
所有したまま、経営権のみを民間に
委託するという方式を採用します。


そもそも自治体が運営する場合
採算よりも安定供給や水質の維持を
優先させますが


企業が運営する場合、利益優先に
なるのは明白ですよね。


そうなるとどうなるか想像が
つきますよね。


サービスの低下、不安定な供給に
繋がる恐れが出てくるのです。


またこの方式の場合
電気事業のように1本の電線を
複数の電気事業者が共有するという
ような事にはならないんです。


水道管1本を通る水は
1地域につき1社独占の形になるため
競争という力が働きません。


その結果どうなるかと言うと
水道料金が今の3~5倍にはねあがる
可能性も否定できないようです。


そしてその水道料金は厚労省を
通さなくても事業者の届け出のみで
料金を上げられる仕組みになる
ので


消費者にとっては
デメリットでしかないと思われます。



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水道民営化は企業側のメリットばかり


水道料金を自由に決める事が
でき、また災害の際の責任は
自治体が持つコンセッション方式


羽鳥モーニングショーに出演された
堤未果氏は企業側のメリットしか
ないとおっしゃられています。


厚生労働省は
適正な料金、質の良いサービスは
必ず守れると言っているようですが


これまで世界各国でもすでに
水道民営化が行われていますが


37か国 235都市が再公営化した
という事実があります。


海外でもほとんどが失敗して
いるにも関わらず日本が今なぜ
水道民営化なのか ・・・・


真相は分かりませんが

lite-ra.com

まとめ

水道民営化はいつから?
コンセッション方式はデメリットばかり
についてでした。


水道管の老朽化が進む中
今までのようなサービスを続ける
のは困難である事は事実と思います。


民営化は最終手段、
何か他に良い手はないものでしょうか・・・