日焼けと熱中症の因果関係を調べた！長時間の日焼けに要注意！
スポンサーリンク
屋外でも屋内でも熱中症になる可能性があります。
しかし当たり前ですが、屋内よりも屋外の方
が熱中症になる可能性は高いです。
屋外にいると当然顔や腕など日焼けを
してしまいます。また夏ですと当然海水浴にも
出かけますので日焼けしてしまいますよね。
さてこの日焼けですが、熱中症を引き起こす
原因の一つになっているのでしょうか。
その因果関係について調べてみました。
そもそも日焼けとはどんな病気？
そもそも日焼けとは、太陽の光を浴びる
ことで生じる皮膚反応のことです。
日焼けでは肌が軽い火傷をおこした
ように赤く変化し、ヒリヒリとした
痛みを伴います。
また、一過性の皮膚炎に伴い、しみやしわ、
皮膚がんなどが誘発される危険性があります。
日焼けは、太陽の光、特にUVBやUVAと
呼ばれるタイプの紫外線を浴びることが
原因で発生します。
UVBはUVAと比較して波長が短く皮膚の
細胞に対する影響力がより強いと言われています。
UVAはUVBほど障害の程度は強くありま
せんが、UVBよりも皮膚奥深くまで到達し
やすいという特徴があります。
紫外線を浴びると、皮膚の細胞の中に
存在するDNAが障害を受けます。
DNAには重要な遺伝情報が含まれて
いるため、障害を受けたことに反応して
修復機構が働きます。
この修復機構に関連して
炎症反応が引きおこされると、
日焼けが生じるのです。日焼けでは、
紫外線を浴びた部位に一致して
皮膚の反応が起きます。紫外線を浴びて
数時間ほど経過すると、
皮膚の発赤やヒリヒリとした痛みを伴います。
日焼けの程度が強い場合には、
水ぶくれが現れることもあります。
日焼けが生じてから数日経過すると、
細胞のDNA修復過程を反映して障害を
受けた細胞が除去されます。
たとえば、皮膚がめくれるといった
症状が現れます。また、日焼けを
起こすとメラニンが増殖するため、
皮膚の色が黒くなる反応も見られます。
熱中症とはどんな病気
そもそも熱中症とは、暑い環境や体温が
下がりにくい環境で起きる、
体の異常のことをいいます。
かつては、夏の暑さや炎天下で具合が悪く
なったり倒れたりする状態は、日射病など
と言われていました。
また、医学的には、以前は重症度に応じて
熱疲労、熱けいれん、熱射病などと
呼ばれていました。
しかし、2017年現在では、
必ずしも熱が加わる灼熱のような状況で
はなくても発症する恐れがあることから
「熱中症」と呼ばれるようになりました。
熱中症は炎天下での運動などで発生する
こともあります。熱中症の原因は、
体温が上昇して体温調整機能のバランスが
崩れ、体内に熱がたまってしまうことです。
体温が上昇した場合、人の体は適度な体温
を維持するため に、汗をかいたり皮膚温度を
上昇させたりして熱を体外へと放出します。
この機能が損なわれることで熱中症が生じます。
熱中症になる要因には、環境要因・
身体要因・行動要因の3つがあります。
- 環境要因…
気温が高い、湿度が高い、日差しに
当たっている、風通しが悪い、などです。
- 身体要因…
子供である場合、高齢者である場合、
脱水症状である場合などです。
- 行動要因…
炎天下で活動する場合、水分や休憩が
とれない、日陰などで休めない場合などです。
日焼けは日射病になる？
日射病とは、直射日光による
日焼けと熱によって発生します。
夏の暑い日差しを長時間動いたり作業を
した際に、体が発汗せず、または発汗して
も体温の冷却が間に合わない状況にあり
オーバーヒートしております。
顔が赤くなって息遣いが荒く、皮膚は日焼け
により熱を持ち乾いた状態で汗が出ません。
同時に、目まい、頭痛、吐き気などの症状がでます。
症状がひどいときは意識不明になり
死亡することもあります。
日射病は熱中症とは違うが熱中症のひとつ
日射病とは、体が体温の上昇についていけない
ことで生じるさまざまな健康障害の総称です。
ひと昔前ではこの日射病という言葉がよく
使われておりましたが
近年では屋内でも暑さによる健康障害が多く
発生するようになりました。
そのような事から
日射病や熱射病という言葉はあまり使わなくなり
熱中症という用語で一くくりにされています。
まとめ
以上、
日焼けと熱中症の因果関係についてでした。
まとめてみますと
夏場、長時間屋外にいる事で日焼けをした場合、
日射病にかかる可能性がある。
日射病にかかる可能性があると言う事は
熱中症にかかる可能性があると言う事です。
海水浴で海辺にいる場合でも長時間
日焼けをする事には違いありません。
暑い夏は特に熱中症などにかかり
やすい時期です。十分な注意が必要不可欠です。