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八幡製鉄所の見学レビュー!個人は眺望スペースか東田第一高炉で!

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2015年世界分化遺産に認定された
「官営八幡製鐵所」

明治34年の創業以来、日本の産業を
根底から支え続けてきた
北九州市にある八幡製鐵所です。

その素晴らしい八幡製鐵所の見学を
個人的にしたいと思っている方も多いと
思います。

その見学方法の情報をまとめてみました。

八幡製鉄所の見学を個人でできるのか


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創業明治34年
日本最初の総合製鉄所
資本金 230億円
工場総面積 172万6000坪
従業員 3万7500人


映画『この天の虹』
その冒頭でナレーターに
より紹介される八幡製鉄所。


皿倉山をバックに
濛々と煙を上げる工場群が
今の日本を今日まで支えてきました。


私も過去、暫くの間でしたが
鉄鋼業に身を置いていた時期が
ありました。


なので鋼材の加工から搬入など
鉄に関しての知識もそれなりに
あります。


また私の義兄も住友グループ
に所属しておりまして、機械の販売
などをしております。


そういった事もあって
製鉄所と聞くとかなり熱くなる
私でして・・・


見学できるなら今すぐにでも
してみたいと思うのですが


現在この「官営八幡製鐵所」の
見学を簡単に出来るのは


『旧本事務所』のみです。


「官営八幡製鐵所」で世界文化
遺産に登録されたのはそれを含めて
3か所。

 
『修繕工場』『旧鍛冶工場』が他に
ありますが、そこを見学するためには


旅行ツアーに参加するしか方法が
ありません。


しかも現在では年間ほとんど催行されて
いない状況のようです。


こちらがごく最近のツアーのようです。

www.jtb.co.jp


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八幡製鉄所の眺望スペースから見学のレビュー


で現在個人で出来る八幡製鉄所の見学
と言えば眺望スペースからの見学のみ
になります。


そこからは世界文化遺産『旧本事務所』
が見れるのですが、当然中に入る事は
出来ません。


案内の方から丁寧に解説して
頂けるのですが


事前に勉強などしておかないと
面白くもなんとないかもしれません。


最寄りの駅から眺望スペースまで
その間、歴史が分かる写真が飾られて
いますが


実際、遠くから『旧本事務所』や工場の
風景を眺めなるだけになるので
物足りなさは残ると思います。

八幡製鉄所の見学 東田第一高炉


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『旧本事務所』を眺めるだけでは
その歴史の重みを感じる事は出来ない
かもしれません。


しかしスペースワールド駅前にある
東田第一高炉ならそんな事はない
でしょう。


日本最初の高圧高炉として建設された
東田第一高炉がすぐ近くにあります。


1901年、今から100年も
前に操業を開始した巨大な溶鉱炉


その大きな姿に圧倒される事でしょう。


またこの周辺には八幡製鉄所で
使用されていた色んなものが展示
されております。


例えば構内を走っていた専用鉄道です。
八幡製鉄所構内にはそのレールが
敷き詰められていましたが総延長で
390kmもあったようです。


tetueizuki.blog.fc2.com



映画この天の虹公開当時のデータ

  • 機関車数    136台
  • 貨車数     3884両
  • レールの総延長は 390km
  • 従業員数  37500人


東田第一高炉跡

  • 住所

八幡東区東田二丁目3番12号

『映画 この天の虹』の動画情報はこちらから♪



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八幡製鉄所の見学レビュー


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  • 良かった所

山の中とか不便なところではなく、
割りと町中に近いので歩いて行ける
のが良いと思います。


スペースワールド駅より枝光駅
からのほうが近いかもしれません。


中は無料ですし、昔の八幡製鉄所の
写真などが飾られていて思いを馳せる
ことができます。


白黒写真ですが趣があります。
若い人でも教科書で1度見た写真も
あるのではないでしょうか。


たまに掃除をしているおじいちゃんが
居て、昔の八幡製鉄所の事を語って
下さったりと交流が出来ます。


昔の八幡製鉄所を知っていて
無料ガイドのようにたくさん
語って下さいます。


あと顔パネルもあるのでちょっと
面白いです。近くに旧スペースワールド
もありますし、


大きな八幡イオンや天然温泉のスパも
あるので帰りに寄ることもできます。


天然温泉は塩分濃度濃いので
1度温もれば冷えづらく、とても気持ち
が良いです。値段も手頃です。


平日ともなると人も少ないのでのんびり
露天を楽しめます。周辺には海もありま
すので釣りをしたりジョギングをしたり
散歩をしたりと観光できます。


少し行けば黒崎にも戸畑にも若松にも
行けます。スペースワールドや小倉などは


ドラマMOZUや映画の黒執事、映画相棒、
映画ママレード・ボーイの撮影現場とも
なりましたので知っている方やファンなどは
楽しめると思います。


小栗旬や松本潤、柴崎コウ、吉沢亮や
ももクロなどの有名な顔ぶれが来ております。


小倉にはあの皇太子様が
リーガロイヤルホテルを貸しきって
去年訪ねられたことでテレビにも
出ておりました。


結構北九州市も観光するところや
映画やドラマのロケ現場にもなっている
ので履修して聖地巡礼してみるのも
面白いかと思われます。


  • 不満なところ


期待して行くと、そんなに
見るところも無くて結構寂れている
印象が強いかもしれません。


興味の無い方はすぐに
見終わってしまうかもしれません。


興味がある方は良いですが、
若い方には少し退屈に思えると思います。


無料ガイドのようなおじいちゃんも
満足されるまでずっと語って下さるの
で長く聞くというその覚悟は一応いる
かと思われます。


あと入り口の場所が結構分かりにくいです。


スペースワールド駐車場の先の
トンネルを通ってすぐの柵の隙間から
入るので


大体の人が迷ってしまいます。
「ここが入り口なの?」と思うところが
入り口です。


看板も小さいので
ちょっと分かりづらいです。


旧スペースワールドの駐車場を使って
良いなら停めれますが、専用の駐車場は
無いです。


分からなくなったら近くの人か
施設の人に聞いたら大丈夫ですが、
近くの施設からは少し歩くかと思われます。


車で行って近くのスパか
旧スペースワールド駐車場を使うほ
が無難かと思われます。


車通りも時間によって多いです。


八幡製鉄所の映画 この天の虹


八幡製鉄所の昔を知るなら
やはり映像が一番です。


1968年 昭和33年に公開された
木下惠介監督『映画 この天の虹』です。


まず冒頭のシーンが圧巻です。
皿倉山をバックにした八幡製鉄所。


煙突から舞い上がる煙が
なんとも凄まじいです。


高度成長期の象徴そのものです。

また構内の様子も紹介されます。
溶鉱炉から平炉工場、転炉工場
分塊工場、厚板工場、軌条工場
線材工場、熱延工場 ・・・


全てに目を奪われます。


またこの映画では当時
900億円を投じて戸畑区に
溶鉱炉を建設している様子も伺えます♬


ほんと貴重な映像ばかりで
見ていて飽きません。


『映画 この天の虹』の動画情報はこちらから♪


blogs.yahoo.co.jp