2018-09-02 鶏肉のささみの部位は胸肉のどこ?4つの違いあれこれも調べてみた! 焼き鳥 焼き鳥-部位 スポンサーリンク 笹の葉に形状が似ている事から 『ささみ』と呼ばれる鶏肉があります。この『ささみ』は鶏肉のどこあたりの 部位にあるのでしょうか?その部位を出来るだけ分かりやすく 解説してみたいと思います。また『ささみ』と胸肉の違いについても あれこれと調べてまとめてみました。 鶏肉の『ささみ』の部位は胸骨近く 実は鶏肉の『ささみ』って胸肉の一部の 事を指しています。 しかしこの部位って実際の話 ほとんど使われる事のない筋肉なのです。 そういう事から 脂肪も少なく大変柔らかい鶏肉になります。 またこの部位は豚や牛の場合ですと ヒレ肉に相当する部位になります。 『鶏ヒレ肉って呼んでもいいのかな?』 鶏肉の『ささみ』はどこに 鶏の中でも独特の胸骨を持つ鶏。 その胸骨の中心には竜骨突起と 言われる独特の形をしたものがあります。 この竜骨突起の先端部分は 薬研軟骨として焼き鳥に使われる事で よく知られていますね。 この竜骨突起の左右の部位に 沿うように『ささみ』があります。 骨格についてはこちらのサイトで 詳しく書かれていますよ♬ 鳥幻峰 で、この『ささみ』は小胸筋と呼ばれて おり独立してありますので、 鶏を解体する場合、比較的容易に 取り除くことができます。 <スポンサーリンク> 鶏肉のささみとむね肉との違いあれこれ 鶏肉のささみとむね肉との違い あれこれについてまとめてみました。 場所の違い さて鶏肉の『ささみ』は小胸筋という 筋肉で胸骨にある竜骨突起に 張り付いてある事が分かりました。 では一般的にスーパーで売られて いる、むね肉はどのあたりにあるの でしょうか。 この むね肉は大胸筋と呼ばれる 筋肉で羽根を動かすのに重要な 役割を果たしています。 なので小胸筋よりもやや硬めで 弾力性があるのが特徴です。 さて、そのむね肉の場所ですが この小胸筋を覆うようにあります。 要するに、鶏皮と一緒になっている 上っ面部分の鶏肉になります。 また通常、鶏を解体する場合、手羽肉と 一緒になって解体されます。 そうすると『ささみ』が色鮮やかに現れます。 味の違い どちらも低脂肪でカロリーが 低くたんぱく質が多いのが特徴です。 ささみ 105kcal 鶏ムネ肉(皮無し)108kcal 味はどちらも淡泊になりますし ほとんど大差ありません。 ですが料理ではやはりムネ肉が 使われる場合が多いです。 それはなぜかと言うと 単純に値段が安いからです。 一羽からとれるグラム数の違い 続いてグラム数についてです。 ささみ 100~110g ムネ肉 250~300g 当然一羽からとれる量は 『ささみ』の方が少ないですから 希少性が高くなります。 なのでスーパーなどでの値段も 比較上『ささみ』の方が高くなります。 食べ方の違いは 『焼き鳥はやはりむね肉だ!』 そういうファンの方も多いと 聞いております。 ですがこの『ささみ』やむね肉は 焼き過ぎるとパサパサになり 美味しくなくなるので注意したいです。 焼き加減が難しいですが 肉の色がピンク色からシロ色に 変わってきたころ その頃合いを見計らって ソフトな仕上げで食べるのが一番 のおすすめです。 私が焼いた焼き鳥ささみですが このように焦げてしまうと最悪です!(笑) 正直 全然美味しくな~い!(泣)で、もう一度焼いてみました。 こちらです。 もうこれくらいで十分なんです。 ソフトにソフトに 仕上げるのがコツなんですね。 ちょっとだけカジってみました。 外側に焦げ目はほとんどないですが 中身はしっかり火が通っています。 パサつきは若干ありますが 旨汁も十分感じられます! 味付けする場合はこちらがおススメです。 ささみの場合は 塩、わさび、ポン酢、白しょうゆ 鶏ムネ肉の場合は 塩 たれ 七味唐辛子 また焼き鳥以外でですが 『ささみ』の場合ですと 野菜サラダのツナの代わりに 使うなど重宝されています。 <スポンサーリンク> まとめ 以上で 鶏肉のささみの部位は 胸肉のどこにあるのかや ささみと胸肉の違いあれこれに ついてでした。 ささみは焼き鳥の薬研軟骨になる 胸骨の竜骨突起の両側にある 事が分かりました。 またささみと胸肉の違いについて ですが、それほど大差がないものの どちらかと言うと胸肉の方が 重宝されているようですね。 ではありがとうございました♬