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香箱ガニの時期が来た!シーズン真っただ中のカニ漁始まる!

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日本海沖で獲れる冬シーズンの味覚の王様
ズワイガニ、そのズワイガニの雌ガニを

石川県では香箱蟹(コウバコガニ)と呼びます。

今ではブランドとなったその香箱ガニが食べ
られる時期などについてまとめてみました。

香箱ガニの時期


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今年も日本海側では秋から冬にかけて
ズワイガニのシーズンに入ってきました。

すでに石川県内、そして金沢近江町市場
の店頭では加能ガニや香箱ガニがにずらり
と並んでいます。

ではその香箱ガニの時期はいつから
いつまでになるのでしょうか。

石川県内の漁協ではその猟期を毎年


11月6日~12月29日

と定めておられます。


日本の漁業における様々な問題のひとつと
して乱獲などの問題があげられますが

石川県内の漁協はそれらを防ぐために
石川県のブランドガニであるズワイガニの雄
加能ガニや雌の香箱ガニの資源保護を優先し
ながら漁を営まれております。

そのために香箱ガニの猟期になる時期は
年内11月6日~12月29日までの
たった2か月足らずでしかありません。


加能ガニの水揚漁港 ざっくりと

橋立漁港、金沢港、富来漁港、輪島港、蛸島漁港 等...

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www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp


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ズワイガニのシーズン


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日本海側のズワイガニ漁業の猟期は
大きく分けてふたつあります。

富山県より西側の海域と、新潟県より東側
の海域に分けられております。

  • 富山県より西側の猟期となるシーズンは

雄ガニは解禁日の11月6日から翌年の3月20日まで

香箱ガニなどの雌ガニは

解禁日の11月6日から翌年の1月10日ころまで

  • 新潟県より東側の海域では

解禁日の10月1日~5月31日までとなっています。

※ 雄雌とも


一般的にズワイガニと聞くと冬と思いがち
ですが実は夏場のほうが美味しいとも言われて
おります。

ではなぜ冬場に漁をするのかと言うと鮮度の
問題があったからと推測されています。

福井県の越前沖のズワイガニ漁は300年
も前の江戸時代中期からあったとされ

そのような昔ですから水揚げしてから帰る
までの時間は相当なものだったと思います。

その当時の伝統を今も受け継いでいること
から冬場シーズンが中心になっているとも考
えられます。

kani.fukuishimbun.co.jp

橋立漁港の水揚げした香箱ガニ


海鮮ものに鮮度って大切になってきますが
石川県の橋立漁港の水揚げした香箱ガニは
品質が良いと言われています。

水揚げしてから帰港するまでの時間や
ズワイガニ漁をするその猟場の環境もいい
ことから品質の高い香箱ガニが獲れると
いいます。

www.maruya-suisan.com



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まとめ


以上石川県のブランドガニ香箱ガニの時期
やそのシーズンについてでした。

ズワイガニの資源の確保などの理由から
短い時期でしか香箱ガニが食べられない。

また実際には夏場のほうが美味しいとも
言われますが、鮮度を保つことや歴史的な
背景が関係して

秋から春先にかけてのシーズンでズワイガニ
漁が営まれているということです。

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