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焼きトンの『てっぽう』ってどこの部位?食べ方や焼き方も紹介!

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そこらへんの焼き鳥屋さんでは
なかなか食べる事の出来ない
『てっぽう』と言うメニューを
ご存知でしょうか。

実はこの『てっぽう』は鶏肉ではなくて
豚肉のある部位を使ったメニューなんです。

『てっぽう』のような
豚肉を串に刺して焼いたものは
焼きトンともいわれ古くから親しまれています。

そもそも焼きトンとは


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実は私、焼きトンって言葉自体、
この最近まで知りませんでした・・・


で、調べてみると
焼きトンは古くから関東地方で
親しまれてきた酒の肴の一つなんですね。


焼き鳥のように串に刺して
焼いた豚肉を『焼きトン』と言います。


普通豚を焼いて食べる場合
焼き豚って言いいますが


その場合は串に刺さず、フライパンや
網焼きのイメージがありますよね。

焼きトンの『てっぽう』部位はここ


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一体誰が名付け親なのでしょうね。


今では定かではない
この焼きトンのメニュー「テッポウ」


その部位って実は豚の直腸の事なんです。


豚の直腸を切り開くと
その形が鉄砲に似ていいる事から
そういうネーミングになったと
言われていますが


何となくその時代背景も関係して
いるのかああ・・・なんて想像したりします。


でこの豚の直腸ですが1頭あたり
多くて300g~少なくて150gしか
採る事が出来ない大変希少な部位になります。


大腸と繋がるこの直腸は
大腸よりも厚みがあり、プルっと
した独特の食感と多く含んだ脂が
人気の一つになっています。


噛めば噛むほど旨汁とコクが溢れ
でる、焼肉通に人気のある部位です。



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焼きトンの『てっぽう』はシロモツ


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通常もつとは内臓肉の事を指しますが
その『もつにも二種類』あって


レバーやハツ(心臓)のような赤身肉と
小腸や大腸、直腸のように色の白い
部位があります。


その白い部位を「白もつ」と呼んでいます。


冬の鍋料理にはモツ鍋が有名ですが、
その食材にこの豚のシロモツが使われ
ています。


1990年代には関東の方で
流行になるほどだったモツ鍋。


また私の地元でも古くから
このようなモツ鍋を提供されている
食堂があって、通の方には大変
人気がありました。

焼きトン『てっぽう』の食べ方


焼きトンを食べる場合って
普通、飲食店が多いのかなと思います。


外食で食べる場合なら焼き方や
味付けはお店任せなので


こちらではどうにもできませんが


例えばこの焼きトン肉『てっぽう』を
スーパーで買ってきて自宅で食べる
場合どのような焼き方、食べ方をすると
良いのでしょうか。


手順を追って説明していきましょう。

てっぽうの焼き方


1.下茹で


基本的にスーパーで買って
きたものなら下茹でする必要のない
ものが売られていますが、それでも臭みが
気になる場合もあります。


なのでじっくりと長時間下茹でしておきます。


茹でたあとはキッチンペパーなどで
水分をしっかりと拭き取っておきます。


これで臭みは無くなり肉も柔らかくなります。



2.焼き方



家の中で焼く場合グリルか
フライパンか迷いますが
どちらの場合で焼いても


表面に焦げ目が付くくらいまで
仕上げていきます。


じっくりと焼き上げていくのが
コツになります。


てっぽうは脂肪が多いですが
そこが旨味になりますので


外側をカリッと
中をジューシーに仕上げます。

てっぽうの味付けは


牛肉でもそうですが


ホルモンなどのモツ系ですと
普通に考えてタレ味で食べるのが
一般的です。


醤油系のタレか味噌系のタレがおすすめです。


また今では、北海道旭川が発祥と
言われている塩ダレも人気があります。


焼肉店「炭や」は、1986年に旭川で
開業し、「塩ホルモン・豚トロ」の全国ブーム
の火付け役となったホルモン専門店です。



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てっぽうは美川の上シロ



シロモツの中でも一番希少性が
あって旨いと評判のてっぽう!


そのてっぽうの鮮度と洗いに拘り
豚肉を提供されているのが


石川県金沢市新保に拠点を置く
(株)サニーサイドです。


国産の直腸に拘りを持ち


味噌だれ、醤油だれ
塩だれ、ピリ辛だれ、キムチ味だれ
など多品種で販売されています。