スペアリブとバックリブの違いは部位だけ？アメリカと日本の違いはココ！
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豪快な焼肉が楽しすぎる！
バーベキューでもお馴染みの肉
豚肉のスペアリブ、バックリブ。
今回は同じリブという単語を持つ
この二つの肉の違いについて
色々と調べてみました。
部位や味、国による呼び方の違いなど
紹介していきたいと思います！
スペアリブとバックリブの違いの前に
スペアリブ、バックリブの
リブという単語は英語の
リブ・ボーンという言葉に
由来しています。
このリブボーンとは
肋骨という意味を持っています。
また単に
リブでも肋骨(ろつこつ)、あばら骨の
意味を持ち、ボーンだけでも骨という
意味を持っています。
ですので、スペアリブもバックリブも
肋骨のあるあばら骨周辺のお肉と
いう事になりますかね。
そういう意味から考えると
この二つにそう違いはないのかな
と思います。
スペアリブとバックリブの違い部位
以上でこの２つは
肋骨のあるあばら骨周辺のお肉
である事は分かりました。
では一体どこが違うのでしょうか。
その部位の場所をご覧下さい。
上下２つに分ける事が出来ました！
- スペアリブは豚肉の下側（おなか側）
- バックリブは豚肉の上側（せなか側）
このような違いになります。
また焼肉メニューの言い方
にかえると分かりやすいかもです。
お腹側はいわゆるバラ肉になり
背中側はいわゆるロース肉になります。
その肉にリブを付けると
- スペアリブは骨付きバラ肉
- バックリブは骨付きロース肉
となります。
また現在の日本の食肉事情に
おいては、普通に豚ロース肉や
豚バラ肉の需要が高いので、
コストのかかる、要するに
非効率になる骨付き肉を作る必要が
ありません。
ですので、特にバックリブは市場に
ほとんど出回ってないのが現状なのです。
ただしバックリブになる
ロース側のあばら骨とあばら骨の
間の肉は旨いと評判なので
そこはロース肉として売っています。
肩バラとともバラの違い
スペアリブに使われる
バラ肉には大きく分けると
二つになります。
- 肩バラ
- ともバラ
日本のスペアリブの場合ですが
市場に出回るのは肩ばらスペアリブが
ほとんどです。
先ほど言ったようにバラ肉は
骨付きはあまり人気がないので
赤身肉の美味しい
ともバラは普通に豚バラ肉として
流通させたいからです。
一方で肩バラの場合ですと
ともバラよりも硬い部位なので、
どうしても人気がありません。
なので骨付きの肩バラ肉は
スペアリブとして付加価値を
付けているのです。
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アメリカではセントルイスカットとバックリブ
アメリカのバーベキューと言うと
豪快なイメージがあります。
そのアメリカでは普通に
骨付き肉が親しまれているんです。
アメリカのバックリブとは
アメリカでは
バックリブの事をベイビー
バックリブと呼んでいます。
本来
ベイビーバックリブとは
豚のクビ側にある骨の小さい部分の
骨付き肉を「ベイビーバックリブ」
と呼び
骨の大きさが均一になった
部分の骨付き肉は
「カントリー・スタイル リブ」
と呼びます。
このようにバックリブにも
二つの呼び方があるのですが
今では
これらを総称して
「ベイビーバックリブ」と呼ぶように
なっています。
アメリカのセントルイスカット
日本で骨付き豚バラ肉の事を
スペアリブと呼びますが
アメリカでは
セントルイスカットと呼びます。
「ポーク・スペアリブ、セントルイス・スタイル」
が正式名ですがこれを
「セントルイスカット」と呼んでいます。
スペアリブとバックリブの味の違いは
スペアリブとバックリブの
味の違いについてです。
先ほど述べたように
ロース肉とバラ肉とに分かれる
ので、どちらかと言うと
ロース側になるバックリブの
方が当然美味しいです。
特に日本のスペアリブの場合
肩バラスペアリブなので
肉質や肉の量でバックリブに
劣ってしまいます。
そういう事も関係して
海外から輸入されるバックリブが今
注目される食材になっているんです。
この輸入物のバックリブの肉質は
脂肪が少なく柔らかいのが特徴で
その食べやすさが
日本人に好まれているのです！
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まとめ
以上スペアリブとバックリブの
違いについてでした。
部位や味、また国による
呼び方の違いなどについて
話してみました。
日本とアメリカとは
食文化や嗜好の違いから、
好まれる肉が少し違うようです。
そんな中ですが旨い
骨付きの豚肉は
少しずつ私たちの食生活に
浸透してきているようです。