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焼き鳥の焼き方 霧吹きを使う3つのわけとは?旨さの秘訣がここに!

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焼き鳥を焼いているときに、霧吹きを使う
場合がありますが、そのケースにより
水、食塩水、酒などをかけています。

例えば水をかける場合は、火力の
調整を行ったりしています。

肉の脂肪が滴り落ちて、火が燃え上がる
のを防いでいるのです。

霧吹きを使う場合、そのように3つのケースが
考えられます。それぞれの意味を解説いたします。

焼き鳥の焼き方 霧吹きで食塩水を使う場合


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食塩水は、醤油が普及する江戸後期より以前に、
日本で使われていた調味料です。

和食の世界では素材の旨みを引き出す
調味料として今も使われています。

現在では「スプレー」という文明の利器を使い、
もっと手軽に、幅広い使い方ができるようになりました。

材料は水と塩だけです。自宅でも簡単に作る
ことができますし、使うだけで料理の腕前が
一段とアップします。

使う水と塩ですが、ミネラルが多いものが
おすすめです。塩50gに対して水150ccです。

水を沸かして、
塩を少しずつ加えながら溶かします。

白く濁っているけど、だいたい溶けれる
だけ溶けたと思ったら、火を止めて冷まします。

これをスプレーボトルに入れて使います。

例えば焼き鳥だけでなく、他の食材に使う事も
できますので大変便利です。

肉の下味にスプレーして焼くだけでおいしく、
ふっくら仕上がります。

すこし高級な焼き鳥店ではほ
とんどがこの食塩水を使っています。

また食塩水を作らずに
焼き鳥に塩を降ってから霧吹きで
水をかける方法もあります。

これは同じ意味合いになりますが
そうする事で、塩が焦げる事も
防げますし肉全体に味をなじませる事
もできます。

また肉の状態により、水を先に吹き
塩を後から降る場合もあります。



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焼き鳥の焼き方 霧吹きで水を使う場合


霧吹きで水をかけている場合は
火力調整を行っています。

火力調整の方法は一般的には、

①炭火の量を調整する
②火と食材との量を調整する
③送風を行う、空気口の開封を行う
④熱を遮断する

などがありますがその他に水で冷却する
方法がこの霧吹きになります。

焼き鳥屋さんではよく見かける方法で、
脂が燃えて災が立ったときに、
少量の水で炭火を冷却して、災を鎮める
ために使います。

霧吹きがない場合は、手を濡らして
炭火に水をかけたりもします。



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焼き鳥の焼き方 霧吹きでお酒を使う場合


ときどき焼き鳥屋さんでは、霧吹きで
お酒を使うところがあります。

これは一般的には日本酒が使われます。
これによって鶏肉の旨みが引き出されます。

料理のときは、時折料理酒とかワインを
料理に使うことがありますが

これも焼き鳥の場合と同様に、肉を柔らかく
したり、旨みを引き出すためのテクニックです。

このひと手間で鶏肉がジューシーになるのです。

霧吹きの場合は日本酒はいいのですが、
焼酎はあまりやらないほうがいいです。

焼酎の嫌味な部分がついてしまい、
焼き鳥が台無しになってしまいます。
安い焼酎はなおさらダメです。

まとめ


霧吹きの基本は、食塩水やお酒の場合は
旨みをひきだす時に使います。

しかしそれとは別に
焼き鳥をおいしく作るには、
火力を一定に保つ事も大切です。

問題は火力なのです。炭火で焼けるのは、
主に食材を炭火から出る遠赤外線による
放射熱で加熱していること、
熱量が大きいことが理由として挙げられます。

ですからいかに高い熱量をだせるかが
おいしさの秘密と言えます。

これを調節するために霧吹きで水を使います。