2018-07-23 焼き鳥の焼き方 霧吹きを使う3つのわけとは?旨さの秘訣がここに! 焼き鳥 焼き鳥-知識 スポンサーリンク 焼き鳥を焼いているときに、霧吹きを使う 場合がありますが、そのケースにより 水、食塩水、酒などをかけています。例えば水をかける場合は、火力の 調整を行ったりしています。肉の脂肪が滴り落ちて、火が燃え上がる のを防いでいるのです。霧吹きを使う場合、そのように3つのケースが 考えられます。それぞれの意味を解説いたします。 焼き鳥の焼き方 霧吹きで食塩水を使う場合 食塩水は、醤油が普及する江戸後期より以前に、 日本で使われていた調味料です。和食の世界では素材の旨みを引き出す 調味料として今も使われています。現在では「スプレー」という文明の利器を使い、 もっと手軽に、幅広い使い方ができるようになりました。材料は水と塩だけです。自宅でも簡単に作る ことができますし、使うだけで料理の腕前が 一段とアップします。使う水と塩ですが、ミネラルが多いものが おすすめです。塩50gに対して水150ccです。水を沸かして、 塩を少しずつ加えながら溶かします。白く濁っているけど、だいたい溶けれる だけ溶けたと思ったら、火を止めて冷まします。これをスプレーボトルに入れて使います。例えば焼き鳥だけでなく、他の食材に使う事も できますので大変便利です。肉の下味にスプレーして焼くだけでおいしく、 ふっくら仕上がります。すこし高級な焼き鳥店ではほ とんどがこの食塩水を使っています。また食塩水を作らずに 焼き鳥に塩を降ってから霧吹きで 水をかける方法もあります。これは同じ意味合いになりますが そうする事で、塩が焦げる事も 防げますし肉全体に味をなじませる事 もできます。また肉の状態により、水を先に吹き 塩を後から降る場合もあります。 <スポンサーリンク> 焼き鳥の焼き方 霧吹きで水を使う場合 霧吹きで水をかけている場合は 火力調整を行っています。火力調整の方法は一般的には、①炭火の量を調整する ②火と食材との量を調整する ③送風を行う、空気口の開封を行う ④熱を遮断するなどがありますがその他に水で冷却する 方法がこの霧吹きになります。焼き鳥屋さんではよく見かける方法で、 脂が燃えて災が立ったときに、 少量の水で炭火を冷却して、災を鎮める ために使います。霧吹きがない場合は、手を濡らして 炭火に水をかけたりもします。 <スポンサーリンク> 焼き鳥の焼き方 霧吹きでお酒を使う場合 ときどき焼き鳥屋さんでは、霧吹きで お酒を使うところがあります。これは一般的には日本酒が使われます。 これによって鶏肉の旨みが引き出されます。料理のときは、時折料理酒とかワインを 料理に使うことがありますがこれも焼き鳥の場合と同様に、肉を柔らかく したり、旨みを引き出すためのテクニックです。このひと手間で鶏肉がジューシーになるのです。霧吹きの場合は日本酒はいいのですが、 焼酎はあまりやらないほうがいいです。焼酎の嫌味な部分がついてしまい、 焼き鳥が台無しになってしまいます。 安い焼酎はなおさらダメです。 まとめ 霧吹きの基本は、食塩水やお酒の場合は 旨みをひきだす時に使います。しかしそれとは別に 焼き鳥をおいしく作るには、 火力を一定に保つ事も大切です。問題は火力なのです。炭火で焼けるのは、 主に食材を炭火から出る遠赤外線による 放射熱で加熱していること、 熱量が大きいことが理由として挙げられます。ですからいかに高い熱量をだせるかが おいしさの秘密と言えます。これを調節するために霧吹きで水を使います。